【洗髪・耳かき】あやかし郷愁譚 ~洗濯狐 お紺~【心と体のお洗濯】
↑画像クリックで商品ページへ
四国、高知の山奥にある隠れ里。茂伸――
ひととあやかしが共に暮らすことができる、最後の聖域。
その一角にひっそり佇む小さなお洗濯屋さん~お紺~。
”洗濯屋・お紺”の主は、お店と同じ名前の、お紺。
お洗濯をその性とする、静岡出身のあやかし――洗濯狐。
お紺のやわらかな言葉は、指は、日常生活でいつの間にか溜まってしまったあなたのこころと体のよどみを、穏やかに洗い流してくれるでしょう。
人混みを遠く離れた山里で、ゆったり、ゆったり、お紺の導きに身を任せ、お洗濯されてみませんか?
あやかし紹介 ~ お紺 ~
「ご機嫌よう、旅のお方」
旅につかれたあなたを親切に迎えてくれる、『洗濯屋 ~お紺~』の主である洗濯狐・お紺。
お洗濯をその性(しょう)として、汚れがきれいに落ちていくことをその喜びをするお紺は、あなたの疲れを、ストレスを、丁寧に優しく洗い流してくれます。
とはいえ、齢わずかに200年足らずしか経ていないお紺は今はまだ、妖狐の中でも一番格下の「野狐」にすぎません。
お紺はいつでも一生懸命。
疲れたあなたが抱えたよどみをお洗濯して、よりここちよくリフレッシュしてもらおうと、立ち居振る舞いに気を配り、言葉も上品に整えようと、尽くします。
けれどもそれでも、ほんのときおり――出身地である静岡言葉がぽろりと溢れることもあります。
未熟なところを覗かせつつも、あなたによりそい頑張るお紺をどうぞ、かわいがってあげてください。
2.タイトルコールとこの音源の楽しみ方 8:23
「このトラックは、この音源――
環境安眠バイノーラルボイスドラマ――の楽しみ方を解説するトラックです。
すぐに物語を楽しみたい方は、飛ばしてしまってくださいね?」
お紺から“音源の聞き方”“楽しみ方”の説明がございます。
3.お紺の洗濯屋さん(イントロダクション) 9:25
「はい……どなたでしょう? 旅のお方でしょうか?」
夕立に降られてしまったあなたはお紺の営む“洗濯屋”へ訪れることとなりました。
「いえいえ、ご遠慮は不要です。ここはもとより、“洗濯屋”。
お迎えすることも、お洗濯も、お紺の――わたしのお仕事ですから」
4.お紺の洗髪 30:52
「乾かすまえに、雨の汚れを落としましょうね? それでは、ごろぉり。体を横たえてくださいませ」
濡れた髪を拭いてもらったあなたは、良い加減のきいたお湯で洗髪をしてもらえることになりました。
「どうぞ、力を抜いてください。お紺にまかせて――
そうです、こうして、お首を、お紺の腿の上に――」
5.お紺の耳掃除(右耳) 9:52
「うふふ、だいじょうぶ。ご心配されることはありません――だいじょうぶ、だいじょうぶですよ?」
お紺は耳掃除をしたいと言いました。あなたは腿に頭を置いて、心地よい一時に身を任せてしまいます。
「お紺は、なにせ洗濯狐。
綺麗綺麗にお洗濯することを性(しょう)とする、そんなあやかしなのですから」
6.お紺の耳掃除(左耳) 22:18
「うふふ、お体いれかえてくださって、ありがとうございます」
右耳の次は左耳の掃除を――。身体を入れ替えたあなたは、微睡みながらお紺の声に耳を傾けるのでした。
「お紺の話、たいくつじゃありませんか?
旅のつかれもおありでしょうし、眠くなったら、いつでお眠りくださいね?」
7.お紺の添い寝(寝つかせ) 24:52
「『聞かせて欲しい』って……ええと、お紺の、身の上話を――ですか?」
すっかり夜の帳が下りてしまい一泊することとなったあなた。お紺はあなたの隣で――
「――ああ……ふうわりとあたたかですね。
近くに、あなたがいてくれる。このぬくもりは……さいわいですね」
8.ボーナストラック:伊ヶ崎綾香さんコメンタリー 6:41
「このコーナーではわたくし伊ヶ崎が、いただいた質問に――“ココンッ‼” とお答えしちゃいますっ!」
伊ヶ崎綾香様から“作品に対するコメント”や“演じる上での心がけ”など色々と語っていただいております。
お紺:伊ヶ崎綾香
イラスト・キャラクターデザイン:cura
シナリオ:進行豹
収録:明神下スタジオ
編集:新井健史
制作:whisp
その他:シロクマの嫁